From time to time - My LONGINES, and so on... lovely vintage watches -

LONGINES、OMEGAなど好きなヴィンテージウォッチ/アンティークウォッチの紹介ブログです。

9. LONGINES cal.25.17 1930'S rectangular

さてと角型ですよ!みなさんお待ちかねでした?なわけないか(笑)

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私結構好きなんですよ、レクタングラーケース。何ていうか理系っぽい堅さが良いと思いません?

 

ロレックス、オメガやIWCも角型でいいの出してますよね。でも市場に数が無さすぎ!めったに無いのでデザイン選べませんし、・・・それに価格も厳しい(^_^;)

 

ところがロンジン、もうさすがとしか言いようがないです。cal.25.17≒cal.9L≒cal.9LTあんな難しそうな機械なのに豊富なんですねー。特にアメリカに出荷されたものが多い、多分アメリカはHamiltonやElgin、Bulova、Gruen等が角型をたくさん作っていましたし、そういう市場があったのでしょうね。

 

ただしアメリカ出荷はあれですよ、さすが黄金時代、金無垢金張りなんですね。

 

この時計はおそらくアメリカじゃなく欧州市場に出たものだと思います。ロンジンのSSレクタングラーはたいていそうです。

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ラグはやや珍しい形状になっています。バネ棒は使いません。なかなかカチッと締まった感じのある良いケースです。

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弁当箱のような内ケースに収まっています。おそらくは角型では難しくなる防水性の確保のためでしょうね。ロンジン初期レクタングラーはこのような構造を持ったものが多かったようです。

 

ダイヤルはリダンかも知れないですね。はっきりわかりません。

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秒針がオリジナルのようには見えませんが、私の購入時よりこのダブルハンドのスモセコ針になってました。わざわざダブルハンドを取り付けているのは何か用途があったのでしょうね。

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cal.25.17は角型としてはテンワの径を大きく取り、精度に貢献しています。そんなところも好きですね。cal.25.17は全部平ひげなのかな?9Lは巻き上げひげ、9LTは平ひげですが、緩急針のガードのようなパーツ(スワンネックに見た目にていますが機能は無いです)にも形状が2種あり混沌としているのはいつものロンジンです(^_^;)

 

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ロンジンはいい!!本当にいろいろな時計を作っていて、商売抜きに時計が好きで作ってたんじゃないの?!なんて思ってしまいますね。

 

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