機械式時計は買ってもお金が減らない不思議
え・・・?なにそれ・・・
もちろんそこにはカラクリがあるんですけどね(^_-)。
買ったら、数年して3割くらい売るんです。するとほとんどの時計が買ったときより高くなってしまっているもんだから。
例えば10万の時計を10本買って、5年後3本売って、それが約1.5倍になってたとします。
100万の元手が7本x15万の時計と、3x15万=45万の現金に変わります。その時点で105万の時計と45万の現金ですよね。そこで手持ちはメンテナンスを行って2万x7で14万減りますが、それでも現金が31万残ってしまうんですな。
するとまた10万の時計を3本買うでしょ?5年後それが1.5倍になってしまうので、45万の時計+1万の現金が手元に残る。元の7本の時計は22.5万になっているので、157.5万になっている。さてそこで22.5万の時計を2本と15万の時計を1本売ると、22.5万の時計が5本と15万の時計2本、そして61万の現金になります。またメンテナンスを行って2x7で14万減りますが、時計7本(112.5+45)=157.5万分と、47万の現金が残るので、今度は15万の時計を3本買います。
その5年後、22.5万の時計33.75万になっており、それが5本で168.5万。5本が22.5万となってますから112.5万。この時点で時計の価格が281万になってますよね。そこで・・・
みたいな感じになるので、時計趣味は始めるとお金は減っていかないんですね。買い方次第ではむしろ増えるかな・・・
何百万の時計だと怖いですけど、数万~数十万レベルだと、まず失敗はしない気がしますね。
もちろんうまく回すにはポイントはいくつかありますが、ここで2つお伝えしましょう。
1つ目は購入するモデル選び。なんでも上がるわけじゃあないので・・・。慣れてくるとわかりますが、初心者にはわかりにくいかも。ただここで絶対に守ってほしいポイントは、自分が本当に欲しいと思えるものだけを買うことかな。自分が欲しいものは、やっぱり他にも欲しい人がいるものです。そして価格が上がらなくても、自分が気に入っていればそれだけで十分楽しいから。このポイントを守るだけで、買って損したということがなくなります。
2つ目は安いときに買って、高いときに売ること。vintage watchは数が減るのみですから全体的には右肩上がりなのですが、それでも波はある。不況や流行で結構変動します。言えるのは不況は買いです。コレクターが収蔵して見ることすらできなくなっていた逸品が出てきます。正直リーマンショックはサイコー\(^o^)/でした。コロナ禍も時計買いにはピッタリで、しばらく見かけなかったようなモデルが市場に出てきており、私も久々買い漁ってます。
そして売るときは焦って安く売らないこと。特にvintageは、探している人と売りたい人のマッチングに時間がかかるので、本当に欲しい人に売ることです。ボッタクリではもちろん売れませんが、適正価格かそれより少し安価なら、ちゃんと買ってくれる人がいます。
レッツエンジョイウォッチライフ(^_-)