3. LONGINES cal.27O(27.o/27.0) 1930'S 18ct. solid gold case
ハイ、おわかりですね、ロンジンです。来ましたよcal.27Oです。
LONGINES cal.27O(27.o/27.0) 1930'S 18ct. solid gold case
このね、顔みたいなダイヤルがですね。私は好みなわけです。そりゃあ探しました。cal.27Oってそれ自体現存数が少ないですからね。10年探してやっと手に入ったのがこれです(笑)!だって27Oでこういうダイヤル無いのよ^^;
ま、汚れてはいますがスモセコその他の感じからして多分オリジナルかと。swiss表記無いですけどロンジンの場合出荷国により普通になかったりするもんですから(イタリア出荷のやつ他にも持ってるんですがそれも同様です)。
cal.27O(27.0)は、12.68Zと並びLONGINES腕時計キャリバーのメインであった12lignesサイズの、いわば高級バージョンみたいなもんなんですよ。なので後ほど出ますが巻き上げヒゲになってマス(^_-)。
うむ、なんとなくAWESOMEって感じじゃないですか?
cal.27O。cal.27.oもしくは27.0と表記されている場合もありますね。これ、ロンジンのムーブメントを極めて詳細に解説した書籍「-Longines Watch Movements- by Patrick Linder」には27.oとして掲載されてるんですが。ロンジン社に問い合わせをすると27Oと記されて来ますので、27Oが公式なのでしょう。
あちこちピカピカに磨いてあります。
テンワの左上側に見えますか?27.oと刻印されています。
しかし・・・私はですね!これは密かに27.0だと思っています(笑)。というのは、12.68Zの12.68は12.68lignesを表し、これはこのムーブメントの直径なんです。そして12.68lignesと同じく、27.0は27.0mmなんですね!→調べたら某有名サイトや、Ranfft WAtchesでも27.0表記でした\(^o^)/
ローマ字表記での付加なら、cal.27Mと同じく27o/27Oとすると思うんですよ。だから私は27.0派です(じゃあcal.280は何なんだ、cal.28.0じゃないのかよってロンジンマニア以外わからないツッコミはなしでー(笑))。
まあとにかくこの公式cal.27Oですよ、全く呼び名一つでここまで混沌とするのは量産機ではロンジンだけでしょ\(^o^)/
バイメタル切りテンワ、青い巻き上げヒゲゼンマイ、金メッキされた地板、面取りされ磨かれたパーツ。いいですねー素晴らしい。
ムーブメントとケースのシリアルが一致するのもこの時代のロンジンの特徴。どこまで手をかけるのやら(笑)そして18ct. solid goldケース。この27Oって12.68Zと双璧をなす当時のロンジンの主力ムーブだったんですが、ロンジンの中では中級機が12.68Z、高級機が27Oだったと言われています。なのでこの年代だと金無垢ケースにしか搭載されてないんですね。
後年、27OでもSSケース入りのが出てきます。私は自動巻時代に入り、手巻ムーブが余ったんじゃないかなと推測しています。
この時代らしいフラットベゼルが存在感を高めてますよね(^_-)。
The original serial number 5'594'xxx identifies a wristwatch in 18ct gold bearing the reference 4135. It is fitted with a Longines manually wound mechanical movement, caliber 27O and was invoiced on 9 May 1938 to the company Ostersetzer, which was at that time our agent for Italy.
Longines cal.27O 1938
17J Breguet hairspring 18,000bph
Dm=27mm(12lignes) H=4.6mm power reserve 42h Manual wind
Case 18ct. solid gold 33x40mm
DATA from
"Ranfft Watches" -Archive: Watch Movements-
"Longines Watch Movements" written by Patrick Linder
Thanks for their great works.